「この世界の片隅に」 噂どおり凄かった(ネタバレなし)

これは凄い作品でした。観てから数日たつというのに、まだいろいろ思い出してしまいます。

戦争アニメは、結構観るのが辛かったりしますが、この作品はそれだけでなくて、ユーモアも、そして愛も救いもある作品でした。

   

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       (C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会  

 

ユーモアは特に女性のツボにはまるシーンがあるのが印象的でした。逆に男性寄りな視点のシーンもあり多様です。

いろいろと考えさせられながら見てしまう映画です。そのため、考え込んでついセリフを聞き逃しそうになりましたが、この作品は暗喩や伏線が多いとわかりますので、本当に絵も声も逃さないようにと大変でした。さりげないシーンにも、深い意味が込められていたりします。

そして、作品を通じて登場人物たちの人生や結末を追ってきた後で見るあのラストシーン。屈指のシーンです。あの瞬間のシーンには、自分もきゅっと心を掴まれてしまいました。

頭から離れないのは、いくつかの感情を同時に揺さぶられたからだと思います。かなしみやあたたかさといった普段同時に起きない感情たちが、さらに普遍的な愛という感情に包まれたという感じでしょうか。なんか陳腐な文章ですね。すみません。

福岡県では今のところ、博多のキャナルシティと北九州のチャチャタウンの、二ヶ所だけでの公開のようです。広がって欲しいですし、これだけの作品なので広がると思います。

個人的には早く円盤でじっくり観たいです。以下はトレーラーです。映画館で公開されたものと違う所がありますが、HDで観ると本当に細かいです。子供たちが縄跳びで遊んでいるとかします。

 

             (C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会  

 

考証もすごいということで、100年先どころか、1000年後の人類も観る作品だと思いました。:_)